最近、2歳になったばかりの末っ子長男が時々、どもる(吃音)ようになりました。
実は、私は幼少の時は、ひどい吃音に悩まされた経験があります。
私は、全然どもらないと日、どもりのひどい日・・ムラがありました。
成人してから改善し、今では看護師の仕事ができるくらいになりました。
最近、福山雅治さん主演の、ラヴソングというドラマがありました。私は、見てないのでハッキリとした感想は書けないのですが、要は吃音もちの女の子とのお話のようです。
吃音は、言いたいことがスラスラ言えない、相手に完全に伝えられないというもどかしさがあります。
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吃音の種類は3つある
吃音には、連発、伸発、難発、3種類があります。
字のごとく・・
連発→わわわわわたし、と最初の1音がどもる
伸発→わーーーーたし、と最初の1音が伸びる
難発→・・・・・ゎたし、と最初の1音が出にくい
私の場合は、連発と難発でした。難発で言葉が出にくいときは、顔や口がひきつったり、身振り手振りが多くなりました。
手を動かして、言葉のタイミングを取ることで、言葉が出るのです。
吃音があっても、言いやすい言葉と言いにくい言葉があり、いつもどもってるわけではありません。
なので、どもらずにスラスラ言えて、ばっちり相手に伝わった時の爽快さ・・・本当に気持ちいい。
例えると、長い便秘が解消された!という感じです
吃音のある子供に言ってはいけないこと
あくまでも、私の場合です。本人のとらえ方にもよるので、みんながそうとは言えないかもしれません。
ゆっくり言いなさい
どもってると、良く言われがちなんですよね。ゆっくり言えと言われてもできないのが、吃音です。
祖父母と同居していたのですが、祖父母には良く言われてました。ゆっくり言いなさいと言われるほど、ムキになって早く喋ってやろうとか思うので、これは逆効果でした。
ゆっくりしゃべろうとしても、意識するのですが、難しい・・。
だから、ゆっくり言いなさいは言ってはいけないワードだと思います。
真似する、からかう
これ、最悪です。
私は、祖父や小学生の時に良く男の子に、吃音を真似されて辛かった思い出があります。
本当、しゃべる意欲を削がれるし、もの凄く傷つきました。
100歩く譲って、ゆっくり言いなさいは許せますけど、これは許せません。絶対やめてください。
小学生時代の事ですが、30代になった今でも、真似されたことは良く覚えてます・・(^^;)
言葉を先取りする
これも、ダメな対応ですね。私の場合、言葉を先取りされるのが嫌で、先に言われてたまるもんか!と、ますます早口になりました・・(^^;
悪循環です。
どもるときは、言わなくて済むのでそのときは安心するのですが・・
あと、言葉の先取りも、本当に言いたかった内容であればいいのですが、ちょっと的が外れていたりすると、ショックです。
なので、言いたいことが分かっていたとしても、言葉の先取りをせず、見守っていてほしいと思います。
私が早口な方なのは、これらが原因なのかな・・(;’∀’)
吃音が出てるときは、焦らず、真似したりからかわずに話し終えるのを待ってあげてほしいです。
[まとめ]吃音のある子供に、やっていけない3つのこと
人は人に支えられて生活しています。人と話すことなく生活するのは難しいこと。
吃音は、理解がないと難しい。周りの人の温かい支援をお願いしたい・・・
現在、2歳の末っ子長男。このまま長男の吃音がどうなるか分かりませんが、ゆっくり焦らず見守っていこうと思います(^^)
・ゆっくり言いなさい、は逆効果
・真似する、からかうは論外
・言葉を先取りするのは厳禁