『鬼がくるよ!』
祖母と同居していた幼少期、しつけのために必ず言われてました。
でも、最近の育児ではコレは好ましくないと言われてますよね。
その理由として、子供がダメな理由を良く分からないまま恐怖感だけが残り根本的な解決になってないということや、
子供が成長し鬼や幽霊の存在を信じなくなったときに効果がなくなる、親に不信感を抱くようになる、というのが挙げられます。
育児書には、それが当たり前のように書かれている現代・・。
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「鬼が来るよ!」子どもがすぐに言うことを聞く便利な言葉だけど・・
私が、親になって分かるのですが、便利なんですよね。鬼がくるよ!という言葉。
ちょっと言えば、効果テキメンですぐに言うこと利いてくれる。
いけんなぁ、と思うけど時間のないとき、自分に余裕のないときはどうしても、使ってしまう。
鬼から電話、というアプリがあるのをご存知ですか?
一時期、話題になりましたよね。私、これインストールしてました(笑)
スマホを買い替えたのをきっかけに、このアプリを使うのはやめました。
テレビ電話みたいになっていて、鬼がコチラに話しかけてくるというものです。
ももふみ
脅しの育児?自分のされたしつけを振り返る
私は、祖父母のもとで育ちました。
当時60代だった祖父母には、やんちゃな子供の世話は、相当大変だったかと思います。
「やいとーするよ!」子供の頃、しつけと称してお灸された話でも書きましたが、しつけでお灸をされたこともあります。
子供は、言う通りになんていきませんよね。逆に何でも言う事のきく子だと怖いです。
脅しの育児・・。実際どうなのでしょう・・
鬼が来るよ!など、仮想の怖いモノを引き合いに出して、無理やり言う事をきかせるというしつけ。
こう見ていくと、脅しの育児は、何の解決にもならないから良くないというのが分かります。
祖父母に、そうやってしつけをされてきたからか、いつしか私も我が子へ同じことをしていることに気づいたのです。
ちゃんと、何が悪いのかという理由を教えてもらったことなんてない・・
悪さをすれば、お灸されていた幼少時代でした。
まさか、あの人が脅しの育児を使うなんて・・!
自分が我が子へしているしつけを見直そうと思っていたある日のことです。
使わないようにしたいけど、どうしても頼ってしまう、と自己嫌悪になってたある日のことです。
我が家のおてんば娘、幼稚園で次女が嘘ついたのです。
どうやら、牛乳を飲まずにワゴンに置いたらしくて、先生がみんなを集めて誰だか問いただしましたが、みんな私(僕)じゃない、と首を振るのです。
先生は、嘘ついた子には山からオニさんが降りてきて連れていかれるよ、と言うと次女は、名乗り出たみたいでした。
田舎の幼稚園で、園庭近くには山へ登る階段があり、上りきったところには神社があります。
また節分のときには、その階段を下ってオニが降りてくるのを見せられてます(笑)神楽の鬼なので、相当怖いです(笑)
私は、専門的な知識のある保育士さんが、オニが来るよ!という脅しをされていることに、ビックリしました。
ちなみに、その先生は3人のお子さんを育てた人です。
若い先生は、そういうことは言われてません。
夫
夫と、脅しの育児について話しましたが、イマイチ納得する答えが出せず・・。
色々賛否両論あるかと思いますが、保育士さんには使ってほしくなかった、というのが正直な感想です。
まあ、先生も人間だから仕方ないのかもしれないですけど・・結構、衝撃を受けました。
【まとめ】脅しの方法を使わないのは理想。でも・・
脅しのフレーズを使っても、一時的なもので何の解決にもならないには良く分かりますが、
いけないと思っていても、ついつい使っているという現実。
そんなことしたら、お母さん悲しいなぁ、など子供が、やってはいけなかったんだ、と気付かせることができるような叱り方をしたい・・。
育児って、ほんと難しい・・。何が正解で何がダメかなんて分からない。子供によって、感じかたも違うし。
もしかしたら、鬼がくるよ!という叱り方も場合によってはアリなのかもしれません。
まぁ、あんまり考えすぎないことも大切ですね(>_<)
愛情があれば、なんとかなるというか・・子供が将来、親に愛されて幸せだったと思ってもらえれば、それで良いのかもしれない。
関連記事:『子育て四訓』から読み取る、子育てにおいて大切なこと
ブログ友達のがっちゃんに、この記事を紹介して頂きました!
がっちゃんの子育て論、めちゃくちゃ参考になります・・。
がっちゃん、ありがとう!!
鬼が来るよ。
便利ですよね~!
我が家は狼とお化けとおじさんです。
分かります!
こう言うのって、バランスの問題なんじゃないかって思うんです。
①言い過ぎは良くないよ
②言わないことで親の心がすり減って他に支障来したら意味ないよね
って言う2つのバランスです。
私は最近主流の「受け止め(すぎ)る育児」にはちょっと抵抗も感じています。
それだけでいいの?
子育てってそんなおとぎ話ばっかりじゃないですよね?
って斜めに見てしまう。
理想かも知れないけど、そればかりじゃだめなんじゃないかと。古いしつけの概念に縛られているのでしょうか…。
我が家では使っていますよ!子供だって賢いから「それでもお母さんが守ってくれる」という信頼関係ができていれば、そう言う脅しめいた言い回しもいいんじゃないかって思います。
うちは演技に力を入れすぎて、かえってキャーキャー笑われちゃいますけど(>_<)
がっちゃん様☆
ネットが使えないことが、こんなにも辛いとは・・ブログやってると、ネット使えないのは致命傷ですね(T-T)
おぉ!なんという素敵なご意見。確かに、育児は綺麗事じゃ、やっていけないですよね。
理想論は理想論であって、現実的ではないのかも・・
おぉ!怖いものが来ても、お母さんが守ってくれる、と子供が思ってくれること。これ、ただ恐怖心を与えるだけじゃないというのが素敵です(*^^*)
そんな多用するわけじゃないですし・・
本当、育児書に縛られ過ぎるのも、考えものですよね。
たとえ、育児書通りに完璧にしても、子供の捉え方によっては必ず良い方向にいくとは思えないですし。
ありのままが1番ですね\(^^)/みんなが笑顔で楽しく過ごすのが1番だ~☆