心温まる絵本を紹介します。
いもとようこ先生の「しゅくだい」という絵本です。
いもとようこ先生の描かれる絵柄はとっても素敵で私は大好きなのです( *´艸`)
お子様だけでなく、、大人も楽しめる素敵な絵本だと思います!!
しゅくだいのあらすじ
早速ネタバレしますが、どんなしゅくだいだったかというと・・
抱っこなんですよね・・
もぐらのもぐくんには、生まれたばかりの双子の赤ちゃんがいます。
お母さんは赤ちゃんのお世話が忙しくて、もぐくんのことをかまってもらえてない状態でした。
お母さんには、早くしゅくだいやるのよ、と言われてしまいます。
抱っこが宿題なのに、なかなか言い出せずにいました。
宿題終わったの?とお父さんに言われる中で、おばあちゃんが宿題の内容を聞いてくれて、抱っこの宿題だったと言えたのです。
お母さんには、抱っこで子守歌を歌ってもらい、お父さん、そしておばあちゃんにも抱っこしてもらいました。
沢山宿題ができて、大満足のもぐくん。
翌日は、みんな元気そうな姿が見えました。
しゅくだい、感想
凄く、良い絵本だ・・(´;ω;`)
抱っこは魔法ですよね。ダイレクトに伝わる愛情表現・・。
赤ちゃんが生まれて、大好きなお母さんになかなかかまってもらえなかった、もぐくんにとっては最高の宿題。
おばあちゃんなんて、何のしゅくだいが出たの?と聞くなんて、まるで見透かしてるかのよう!
先生の宿題の出し方のセンスも素敵・・( *´艸`)
この、物語のめえこせんせいは、
小学生くらいになれば、恥ずかしくて、なかなか自分から抱っことは言えないだろうから、あえてしゅくだいとして出そうかな
という想いを感じました・・。
子供に、自分は愛されてるんだって思われることって、人格形成や心の発達にも良い影響を与えますよね( *´艸`)
世界が、愛されて育った子供ばかりだと、争いごとってなくなるんじゃないかな・・
この考えは、甘いかな・・(^^;
抱っこの宿題、実際の学校でも出されたらいいのにな( *´艸`)